教科指導内容

教科ごとに解説してあります。

英 語

中一 いわゆる公立中学の1年生と2年生の2学期くらいを目途に文法の単元を、最初はゆっくり進んで、徐々にペースを上げながら授業を展開する予定です。最初はかなりのスローペースですが、英単語はかなりの量を覚えることになりますので、計画的に学習することが大事です。しっかりとした勉強の習慣をつけることが中1での第一目標です。
中二 中1から引き続いて中学3年生までの文法範囲を進めていく予定です。この学年で学習することが即、入試に直結する上、覚えることが非常に多いので根気よく勉強することが大切です。目標に向けて我々とともに頑張りましょう。皆さんの努力に期待します。
中三

新たに高校用の教材を導入し、高校範囲の文法事項を学習するのと平行して、これまで学習してきた中学の範囲を整理しながら定着させていく予定です。高校1年及び2年生くらいまでの文法事項に触れていく予定です。また、プリント等で読解の授業を随時導入していきます。範囲が広いので塾を効率よく使って学力を伸ばしてください。

日曜特訓 通常の授業では不足しがちの読解分野に重点を置いてかなりの高度な文章を読み込んでいく予定です。具体的には高校中級程度の問題集を用いて授業時間いっぱい辞書を引きながら和訳させていきます。構文を文章中から見抜く力を語彙力をUPさせていくのが中心になります。根気よく納得するまで頑張っていく必要がある授業です。

数 学

中一

【代数分野】
3月から夏休みまで中1内容を行い、9月からは中2内容(不等式を含む)を指導します。ここでは計算の定着、文章式の立式の仕方、関数の基本を3つの柱としています。

【幾何分野】
中1内容として、π(パイ)を用いて面積や体積を求める練習を行い、5月上旬には中2内容へと進み、その後じっくりと平面図形(合同、相似、証明を含む)に取り組みます。両分野ともに算数から数学的な考え方へと、順調に移行していけるよう、基本的な問題から始めていきます。

中二

【数I】
一年間かけて中三内容の代数を行います。ここでは、入試問題に直結する内容が多くなるため、じっくりと時間をかけて、より深い理解ができるように努めています。

【数Ⅱ】
一年間で円のすべて(三平方も含む)と立体の初歩まで進みます。時間、進度とも充分余裕があります。

中三

【数Ⅰ】
高校入試用の問題集を使い、中学内容の総復習をやるとともに、さらに高度な問題に取り組み、私立高校受験に必要な知識と学力を身に付けさせます。

【数Ⅱ】
立体と確率(場合の数、順列・組合せ含む)を夏期までのなるべく早い時期に終了します。 その後平面図形の復習(証明を含む)を入れて九月からは本格的に入試問題を数多く経験させます。いかにたくさんの問題を見せるかに重点を置いて秋には完成させます。

日曜特訓

灘高校受験を考える生徒にとって、通常授業だけでは、質・量ともに必ずしも十分とは言えません。そこで、日曜日を使って時間のかかる証明問題(1学期)や、復習内容も含めた質の高い問題演習(2学期)を中心に行っていく授業です。  灘高を視野に入れたレベルで展開されますが、例年、灘高受験者のみならず、そこに混じって一緒に勉強したいという意欲の高い生徒も受講しています。

国 語

中一

【読解】
現代文を各ジャンル(論説文・小説・随筆・韻文)ごとに、それぞれに必要な読解技法のポイントを踏まえながら、教材+月例テストで豊富な演習量を積み、難解な文章にいたるまで読解力を高めます。

【文法】
「らぬき言葉」に代表されるよう間違った言葉遣いが横行する昨今、正しい口語文法は文章を読み書きする上で大変重要です。本講座では、その口語文法を一年間かけて丁寧に教えます。

【漢字】
毎回出題範囲を決めて小テストを実施、確実に漢字力を高めます。また、漢字解説を行いながら、中1時点では不足しがちな語彙力を幅広く補います。

中二

【現国】
中1で学習した口語文法の復習と難関国私立高校入試で出題される高度な現代文の文章読解の読解力および表現力養成の二本柱で授業を進めます。中2の一年間は時間的にも精神的にも余裕のある時期なので、この一年間で入試に必要な国語力を出来るだけ高めていきましょう。加えて毎回の授業の中で漢字テストを実施します。しっかり覚えて臨んでください。

【古典】
古文および漢文は努力した結果がすぐに現れやすい分野です。一年を通じて、重要古語の記憶、文語文法の理解という分析的な内容と、説話を中心とした古文の文章読解という総合的な内容で授業を進めます。正確かつ自然な口語訳ができるようになることが最大の目標です。

中三

【現国】
中2から中3への学年移行に伴って、授業内容を変更するのではなく、中2に引き続いて、現代文の文章読解と口語文法の復習を進めます。ただし、授業は文章読解に重きを置き、合格点を取るための読解力、表現力を入試までに最大限養成します。また授業の最初に毎回(講習は除く)漢字テストを行います。

【古典】
一年を通じて現国同様、中2の授業内容を引き継ぎ、古文読解に必要な古語、文法の理解と記憶、入試に出題される可能性のある古文読解の二本立てで授業を展開します。ただ最初数回の授業では高校入学後の漢文を意識し、暗記テスト(講習は除く)は古文単語と文学史の二種類で、範囲をしっかり覚えてきてもらいます。

日曜特訓

全国最難関である灘高校合格に照準を合わせた授業を展開します。

現代文では漢字・文法・文学史といった知識事項の理解と記憶を行い、また文章読解においてはジャンル別(論説文・随筆・小説)、テーマ別(例えば、現代の社会問題・比較文化・家族関係など)に理解すべきかつ知っておかなければならないポイントをわかりやすく説明していきます。そして灘高校入試問題の大半を占める記述問題に耐えうる表現力を養成します。

一方、古文では単に問題の理解だけでなく、完璧な口語訳ができることを目標にした中学生としてはかなりハイレベルな授業を行います。

もちろん灘高以外を目指す諸君の受講も歓迎します。

理 科

【理科の学習全体について】

中学理科は、「理科」という一言でその内容を表すことのできない科目です。大きく、Ⅰ分野、Ⅱ分野に分けられ、一般的には化学、物理、生物、地学の四科に分けられますが、内容的には更に、例えば物理のなかでも電流と光のように学習内容にあまり共通点がない単元がいくつかあります。

こうしてみると、「理科の勉強は、色々たくさんあって大変だ」と思われるかもしれません。が、実はそうでもないのです。大まかな言い方になりますが、次の二つのことを心掛けてください。

主に一分野では『基本事項をおろそかにしない』

基本法則、公式、またよく使われるきまりをしっかり身に付け、使いこなせるようにすること。難問といわれる入試問題でも、しっかりみればその解法は基本的な知識に基づいたものばかりです。特別な知識を必要とするものはありません。中には中学範囲を越えた「知っていれば便利」なものもありますが、勿論そうしたものも授業で学習します。 主に一分野では『基本事項をおろそかにしない』

ただ一つ一つを暗記するまとまりのない勉強は、つまらないものであり、あまり役にたたない知識で終わりがちです。できるだけ大きな範囲でのつながりをつかむことが大切です。例えば、呼吸の働きは光合成の内容とつなぐことでより明らかになり、更に生物間のつながりへと広げることができるでしょう。またそのように、暗記だけでなく、「思考」を伴う学習を心掛けることにより、頭の中に知識が残りやすくなります。

【理科は、二学年と三学年の二年間で学習します 】
中二 生物
  • 呼吸と光合成の基本(生物の学習全体に必要な事項)
  • 細胞、植物の体の造りと働き、植物の分類、動物の分類
  • 光合成(理解、思考が求められる単元)、生物のつながり
  • 人体
化学
  • 水溶液とその性質、状態変化と物質の分離
  • 原子と分子(化学の基礎として必要)
  • 化学式(化学変化の基礎になる)
  • 化学変化と化学反応式(化学反応式は考えて造る学習が大切)
  • 気体の発生と性質
  • 酸化・還元、化学変化と熱
  • 化学変化と法則(基礎知識のうえに成り立つ応用学習)
物理
  • 音、光
  • 力(力の合成分解、圧力、浮力、ボイルの法則等も取り入れる)
  • 電流(各法則と共に、よく用いる決まりが必要)
  • 電流と磁界(各法則にプラスアルファが必要)
地学
  • 地震、地層、火山、岩石
  • 気象
中三 生物 細胞分裂・生殖・遺伝
化学 イオン・電気分解・酸、アルカリ、中和(計算問題も取り入れる)
物理 運動・仕事・エネルギー(中学理科では扱わない公式も必要)
地学 天体 
総復習

・ 学習範囲が多岐にわたる科目であることから、各単元のポイントを再度復習する必要

・ 重要単元のより深い内容の学習が必要

・ 継続的に全単元の総合演習が必要

社 会

地理と歴史を隔週で学習します。
2学年
地理:日本地理、世界地理の順に学習します。
  • 世界地図・字形図の読み方(経緯度・地図記号・等高線などを、
    いかに地図の「読解」に生かすかがポイントです
  • 世界の国々・地域・日本の地域区分(世界の主な国がどこにあるか、都道府県のかたち・位置など、今後の地理の基礎となる内容です)
  • 日本地理(九州~北海道地方)
  • 世界地理(自然環境から見た世界~アジア~オセアニア)
  • 生活・文化から見た日本・世界
歴史:日本と世界(特にアジア)の歴史のつながりを、常に意識してください。
  • 人類の誕生~弥生時代(およそ3世紀頃まで)
  • 古墳時代~飛鳥時代(4~8世紀前半)
  • 奈良時代(8世紀)
  • 平安時代(8世紀後半~14世紀前半)
  • 鎌倉時代(13~14世紀前半)
  • 室町時代(14~16世紀)
  • 安土室町時代
    (ヨーロッパでのルネサンス・宗教革命・大航海時代も合わせて学びます)
  • 江戸時代(17~19世紀)
3学年
■前半は地理歴史、後半は公民の学習です。
地理
人口・産業・交通から見た日本(公民分野と重なる内容が多い範囲です)
歴史
明治時代・ヨーロッパ市民革命~現代日本と世界(公民の特に政治分野と重なる内容が多い範囲です)
公民
政治、経済の順に学習します。
基本的人権(歴史・その内容)
日本国憲法(基本的人権との関係、平和主義について)
国会(立法)・内閣(行政)・裁判所(司法)、選挙制度、三権分立
地方自治
経済(円高円安といった国際経済も含まれます)
国際政治(国際連合が学習の軸です)
社会保障・環境問題

このページトップに戻る